カンランって分かる?ワカラン!

こんにちは、したろうです。
旬の食材は、食べる薬とも云われています。
ところで、カンランって、ご存じですか?

ご年配(私も、その端くれですが)の方から、カンランのお買い物を頼まれたら、お花屋さんに買いに行きそうな名前ですよね。

実は、カンランって、キャベツのことだったんですね。漢字で甘藍って書くそうですよ。

キャベツの語源は、英語のキャベジ(Cabbage)からきており、甘藍(カンラン)は中国語の甘藍(ガンラン)由来するにそうです。昔は、中国でも、甘藍と呼ばれていたそうですが、今では、卷心菜(ジェンシンサイ)が一般的だそうですよ。

キャベツのルーツは、ヨーロッパらしく紀元前4世紀には、ギリシア人によって、薬用野菜として栽培されていたそうです。

キャベツの旬は、冬に収穫される寒玉キャベツ、春に収穫される春玉キャベツ、夏に収穫される高原キャベツの年に三つの旬があるみたいですね。
「寒玉キャベツ」は、まず、重量感があり、葉に厚みがあり、巻きがしっかりしていているものが良いそうですよ。
「春玉キャベツ」は、葉がやわらかく、寒玉キャベツに比べて、巻きがゆるく、形に丸みがあるのが特徴で、葉の緑色が濃くて光沢があるものが良いそうですよ。
「高原キャベツ」は、グリーンが濃くて、芯の部分に乾きがないのが良いそうです。

そして、意外にもキャベツには、ビタミンC、K、Uなどのビタミン類が豊富に含まれているそうですよ。

日本には、オランダ人により、江戸時代初期に持ち込まれ、貝原益軒の「大和本草」にも紹介されていますね。益軒さんも、美味しいと書いています。

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りゅう先生から聞いた中医のお話

りゅう先生の話では、古くから中国では、キャベツは、胃潰瘍や胃の痛みがある時に、生や煮て食べると良いと云われているそうです。
そして、糖尿病や便秘などの予防などにも効果があるそうです。ただ、漢方的には、冷え性の人は生で多く食べると身体が冷えるので注意が必要とも言われていました。

博多のキャベツたれ

九州の博多の焼き鳥屋さんでは、頼みもしないのに、キャベツをのせた大皿がすっと出てきます。
そして、注文した焼き鳥が焼き上がるまで、テーブルに置かれたポン酢ベースのタレを、その大きめに切られたキャベツにかけて、空腹をしのぎます。そして、そのキャベツの美味しいことといったら、口では言い表せません。もちろん、書いても言い表せませんが。
そして、豚バラや牛タンなどとのコーディネートは、この世の物とは思えないぐらい美味しかったこと思い出します。

今夜は、焼き鳥とキャベツで博多の夜に酔いしれてみませんか?

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