「温州みかん」って「おんしゅうみかん」ですか?

こんにちは、したろうです。
そろそろ、「みかん」が出回る季節になりましたね。
子供の頃、手が黄色くなるまで食べていた気がしますが、昔、「みかん」は、安かったんですかね。
中国では、今でも安いですよ。スーパーで、山積みで、ばら売りです。
買い方は、まず、備え付けのビニール袋に好きなだけ入れて、計量係のおばさんの所に持っていきます。
そのおばさんは、要領よく、計量して、ビニール袋の端の方に金額が書いてあるシールを貼ります。
それを、レジで精算するシステムです。
今は、ほとんど、QRコードで電子決済です。

私は、いつも、一度に、十個程度を買っていました。日本円にして百円程度でしょうか。
日本の「温州(うんしゅう)みかん」より、小ぶりですが、甘くて、とても美味しかったです。
寒いときは、「焼きみかん」などにして、ほとんど、その日に完食でした。

ところで、温州(うんしゅう)って、どこにあるかご存じですか。
和歌山は紀州ですよね。愛媛は伊予(予州)ですね。
実は、温州って、中国の浙江省にあるんです。
でも、「温州みかん」は、日本国産です。

名前の由来については、、中国の有名な柑橘の産地である浙江省の温州市にあやかって、「温州みかん」と名付けられたそうですよ。
中国語で、温州の発音は、「ウェンション」です。
ここから、「おんしゅう」ではなくて、「うんしゅう」になったという説もあるそうです。
では、いったい、日本のどこが原産地だと思いますか。
実は、鹿児島県です。欧米では、「温州みかん」は、「サツマ」と呼ばれているそうですよ。

りゅう先生の話では、中国では、かん」の皮は、漢方薬の材料になっているそうです。「みかん」の皮を乾燥させたものを、「陳皮」(ちんぴ)といい、咳止めや吐き気を止めるのに効果があるそうです。
もちろん、果実も、ビタミンCなどが豊富なので、肌荒れや風邪予防の効果や、果肉の袋部分には、便秘改善の作用があるペクチンも多く含まれているそうです。そして、「白いスジ」には、ポリフェノールの一種である成分も含まれているので、高血圧や動脈硬化を予防する効果がある。
と教えてくれました。

テレビを見ながら、かん」。これって、意外と健康的かも。