私も乾癬です。
こんにちは、したろうです。
突然ですが、ファッションモデルで「道端三姉妹」の三女である道端アンジェリカさんって
ご存じですか?
彼女は、2017年に皮膚の病気の「乾癬(かんせん)」を患っていることを公表し、
現在、この病気の啓発活動にも積極的に関われているそうですよ。
アンジェリカさんは2017年12月に結婚されて18年7月には第1子が誕生されたそうです。
従って、公表はご結婚の少し前ということになりますね。
公表後のネットでの反応では「私も乾癬なんです。」とか、
「自分の家族にも乾癬で悩んでいる人がいます。」とか、
ものすごく多くの人からコメントがあり、びっくりされたそうです。
彼女の乾癬についての認識は、もともと欧米の人に多い病気だということは知っていて、日本では珍しくて、患者は自分くらいではと思っていたそうなんですね。
ところが、皆さんからとても優しい、すてきな言葉をたくさんかけていただいて、発表して本当に良かったです。と感想を述べられています。
芸能人でしかもモデルですから、発表するに当たっては相当の葛藤があったのではないかと思いますね。
実は私も乾癬を患っているんですよ。
私も30歳の時からですから随分長くこの病気とお付き合いしています。
私の乾癬
この病気の原因については、未だ解明されていないらしいですよ。
ただ、発音とは裏腹に感染しない病気なんです。
私は、30歳ぐらいに発症し、現在まで良くなったり悪くなったりの繰り返しです。
最初は、顔に赤い斑点なものが数個出来ました。
あまり痒みもなく、放置していたのですが頭部の髪の生え際に横2~3㎝にわたり赤く腫れたように出てきました。そこで皮膚科に行って診察して頂いたら乾癬とのことでした。
その医師は、難病の皮膚病であり一生治らないかも知れないとお話しされました。
ほどなくして、肘や背中のも出てきました。最初は頭だけのローションでしたが、二種類の軟膏を戴き患部に塗り続けましたがあまり改善は見られませんでした。
そのような状態が長く続きました。一番辛かったのは人の目に触れる所は恥ずかしく嫌でしたね。
体全体に広がった時もありましたので大学病院に入院して治療することも考えましたが入院直前でお断りました。
当時の医学ではあまり改善することが出来ないかも知れないとの忠告もあり、自分自身で治す覚悟で決めたからです。
当時はネットはないので乾癬ついての情報はほとんどありません。
そこで、最寄りの図書館に行き、徹底的に勉強しました。
もともと文系の人間で医学の知識は全くなかったのですが、乾癬にかかわる医学用語は一から医学辞書で勉強しました。
この勉強する習慣がそれからの私の人生の契機になったことは、結果的に良かったと考えています。
要約すると乾癬は
①慢性で軽快と悪化を繰り返す。
②一律な治療方針はなく、個々の病気の程度、おかれた状況に応じた治療が行われる。
③通常、外用薬(塗り薬)から始める。
外用薬はステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬がある。
④内服薬もある。
レチノイド、シクロスポリンなどがある。
⑤紫外線療法(光線療法)もある。
⑥食べ物はバランスよく、また規則正しい生活が有効。
⑦カロリーのとりすぎは乾癬を悪化させる。
⑧ストレスも悪化させる。
⑨日光浴が有効などである。
医学的な治療は幾ばくかの副作用もあるようです。
乾癬の根本的な原因は当時も不明でしたが、日本人は少なく欧米人に多く近年日本人も多くなっているとのことでした。
総合的に分析した結果、私の場合、食生活や生活習慣が原因の一つではないかと考えました。
まず初めに行うことは生活習慣の改善です。
当時は独身だったので事終わりに図書館に行くのが日課になりました。
近くに図書館があったので助かりました。
食事もラーメンばかりの生活から定食などに切り換えました。
以後、そのような生活改善が功を奏したのか少しづつ改善していきました。
いまでも時々出てきますが、今では「生活の乱れを教えてくれるサイン」と考えています。
話は変わりますが、私は以前、うつ病も発症したことがあり、この二つの病気が私を生活習慣改善の動機になったことは云うまでもありません。
昔から、一病息災などと云われますが、私の場合二病息災ですね。
現在、うつ病は自分では良くなったと思っています。薬も飲んでいません。
今後は、私もアンジェリカさんを見習って、乾癬やうつ病の時に行った私の改善策をこのブログでもご紹介したいと思います。