あっ、小栗旬だ。いゃ、「おっ、栗が旬」だ。
こんにちは、したろうです。
秋の味覚といえば、いろいろありますが、「栗」って美味しいですよね。
昔から、「芋栗南瓜」(いもくりなんきん)なんて、いわれてますよね。
この言葉のルーツは、江戸時代に、井原西鶴さんが、「とかく、女の好むものは芝居、浄瑠璃、芋、栗、タコ、南瓜(なんきん)」と言ったとか、言わないとか?
今だったら、「炎上もん」ですよね。
南瓜(なんきん)とは、「かぼちゃ」のことで、「南京」(なんきん)は、「かぼちゃ」の別名ですね。
びっ🌰ですね。
栗といえば、童謡がありましたよね。
「大きな栗の木の下で、あなたと私、楽しく遊びましょ。大きな栗の木の下で。」って。
「あのねのね」の曲じゃないほうですね。
この童謡に子供の頃、違和感を感じてました。
だいたい、近所に、大きな栗の木なんぞ、ありましたか?
柿の木とか、イチョウの木なんかは、ありましたけど。
あったとしても、あのイガイガ危ないですよね。
とても、危なくて、楽しく遊べないなんて、子供の頃、思っていました。
さて、栗は、大きく分けて、洋栗、和栗、中国栗、などに分けられるそうですよ。
マロングラッセやモンブランなどに使われている洋栗って、美味しいですよね。これを食べると、
男女に限らず、人類すべての人が幸せになりそうな気がします。
そして、和栗の「栗ごはん」も最高ですね。
年齢を重ねるごとに、栗ごはんの深みのある味わいがわかるようになりました。
戦国時代には、兵糧としても用いられ、「かち栗」といって、勝ちにつながるとして、重宝されたそうですよ。
中国の栗といえば、やっぱり、天津甘栗ですよね。
私が、住んでいた中国の地域でも、屋台で売られていました。
あの甘酸っぱく香ばしい匂いは、魔性の匂いですよね。
「この誘惑には、どんな賢人でも、負けてしまうはずだ。」などと、つぶやきながら、買っていました。
この天津甘栗、実は、天津が産地ではなく、天津よりも北東にある河北省の燕山山脈(えんざんさんみゃく)の周辺地域が主な産地だそうです。
それが、天津の港から出荷されていたため、「天津甘栗」と呼ばれるようになったんだそうです。
中国語で栗は、「板栗」(バンリー)といい、「千果之王」といわれています。「千の果実の王様」だそうです。
中国においては、栗の歴史は古く、呉国(西暦222~280年)の時代には、すでに栗を栽培していたらしいですよ。
りゅう先生の話では、栗は、古くから、老化防止効果があるとされ、足腰のだるさやしびれに良いそうで、
生理痛などの血行不良などにも効果があるそうです。
ただ、食べ過ぎは、よくなく、一日に10粒程度が適量だと仰っていました。
秋の夜長は、コーヒーにマロングラッセをそえて、吉田拓郎を聞くなんて最高ですよね。
それとも、テレビを見ながら、レンジでチンした天津甘栗を食べるのはどうでしょうか。