認知症予防には音楽を。
こんにちは、したろうです。
先日、物置から取り出したラジカセは、なにかからの呪縛から解き放されように、フル回転しています。
70年代の女性ボーカリストといえば、南沙織さんがおられますよね。
ボーカリストと呼ぶよりも、女性歌手と言った方がピンと来そうですね。
実は、南沙織さんは新三人娘の一人なんですよね。後の二人はご存知ですか?
一人は、天地真理さんでもう一人は、小柳ルミ子さんですね。
当時、クラスの人気ランキングでもこの三人が上位を占めていましたね。
他に、麻丘めぐみさんも根強い人気がありましたよ。
南沙織といえば、やっぱり17歳ですよね。
あとは、ひとかけらの純情、そして、色づく街ですか?
南沙織さんは、シンシアとも呼ばれていましたね。彼女は、カトリック教の信徒で、英語名がシンシアだそうです。
かまやつひろしさんと吉田拓郎さんの歌でシンシアがありますが、これは南沙織さんをリスペクトした歌だそうですよ。
拓郎さんのベスト3も近日中にまとめたいと思っていますが、名曲が多くベスト10ぐらいになりそうです。
ところで、今日のニュースでは、近い将来に日本の認知症患者が1000万人になると伝えてましたね。
この数字から考えても他人事とは思えませんよね。
認知症の予防法の中には、音楽を使う方法もあるそうです。
貝原益軒先生も琵琶を夫婦で演奏していたそうですよ。
そこで、今日は音楽と認知症の関係について探ってみました。
認知症の特効薬
認知症の専門医の伊東大介先生の著書 「認知症」 専門医が教える最新事情によれば、
現在のところ、認知症の特効薬は出来てないということだそうです。
そして、伊藤先生の病院には、物忘れが激しくなったと心配して受診する40~50歳の年代が最近増えているそうです。
中には、親が認知症になり自分も将来、認知症になるのではないかと不安そうに聞いてくる人もいるということです。
親が認知症になったら、自分も心配になりますよね。
また、伊東先生によれば、40代以上の人を対象とした調査では、最もなりたくない病気、最も知識をもっていない病気は共に認知症だったそうです。
そして、先生は患者さんや家族の方に向き合っていて痛感することは、正しい知識と適切な対応が患者さんや家族の運命を左右すると断言されています。
認知症への対策
では、現在のところ、特効薬がないとすれば、どう対処すれば良いのでしょうか?
伊東先生は、科学的検証に基づいた認知症の予防と進行防止五か条を推奨されています。
①一日30分程度の有酸素運動(ウォーキングなど)。
②中高年からの高血圧、高血糖、脂質異常症の治療。
③バランスのとれた適切な食事。
④家族、友人との社会的接触や活動の維持。
⑤読書、ゲーム、音楽、コンピューター操作など知的活動を楽しむ。
これって、生活習慣病の予防方法と重なる点も多いですね。
認知症予防を行うことは、がんや脳血管疾患などの予防にもなるということでしょうかね?
音楽療法
音楽療法とは、音楽を聞いたり、歌ったり、楽器を演奏することにより、不安や痛みの軽減、精神的な安定が図られ、脳の活性化やリラクゼーションの効果がある療法だそうです。
例えば、若い頃の歌を聞いて、昔を思い出したり、自分で歌う、楽器を演奏することで、脳が働き発声が促されることで身体的にも良いそうですよ。
回想療法
回想療法とは、アメリカのロバート・バトラーさんが提唱した心理療法だそうで、昔の写真や音楽を聴いたりして、人生を振り返ったり、友人と昔話をすることで心の安定やコミュケーションの促進を図る療法だそうですよ。
音楽回想法
音楽療法と回想法をミックスした方法で、思い出のある音楽を聴いたり、歌うことでより効果を高める方法だそうです。
デュアルタスク(ながら運動)
ギターを弾きながら歌うなど二つの違う動作をすることで認知症予防の効果が高まるそうです。
私の実践
認知症の予防に限らず、音楽を生活に取り入れる事は楽しいですよね。
私も、ウォーキング中は、少女時代の曲などを聴いています。アップテンポの曲が好きです。
夜には、コーヒーを飲みながらジャズを聴くのもありでしょうね。
いずれにしても、楽しむことが、認知症の予防の一番の肝かも知れませんね。
まとめ
認知症予防に音楽は有効。
認知症の特効薬は現在ない。
認知症は、ある程度予防できる。
音楽療法は、脳の活性化やリラクゼーションの効果がある。
回想法は、心の安定やコミュケーションの促進が図れる。