老後の生活、2000万円不足はどうなったの?

 

こんにちは、したろうです。

最近、買物に行くと微妙に値段が上がっていると感じませんか?

特に、食料品ではカップラーメンや納豆、豆腐など日頃お世話になっている品物が多いですね。

以前、老後資金が2千万円不足すると話題になってましたよね。

あれ、どうなったのでしょうか? 

一般に夫婦二人での平均生活費は、月約26万円程度だそうです。

夫婦の年金の合計額が20万円の場合、月5万強の赤字で一年間で60万円、十年で六百万円、三十年で千八百万円ですか。だいたい試算の金額に近づきましたね。

この5万円の赤字を減らす方法として、支出の見直しと収入の確保があります。

支出の方では、夫婦二人での食費と消耗費の合計額は6万円ぐらいだそうですよ。

現在、私も数年来、家計簿をつけていますがこの範囲で収まっています。

見直しで大きい金額と云えば、車の維持費や保険でしょうね。それから、家のローンや賃貸では賃料の見直し、辛いかも知れませんが煙草やお酒の工夫などで捻出出来る金額も出てきますよね。

家のローンについては、固定金利の場合難しいかも知れませんがリバースモーゲージも選択肢として頭のどこかにおいてもいいでしょうね。

収入については、高額な収入を目指すより病気にならないように出来るだけ長く働くことを念頭に選択した方がいいかも知れませんね。

勤勉こそが健康法の基本

養生訓では、勤勉こそ健康法の基本だとして、高齢者でも無理のない仕事を勧めています。

働く場所については、私もハローワークなどに通って探してみましたがフルタイムでは私が出来るような仕事は無かったような印象でしたね。

でも例えば、60歳を超えたら、派遣会社に登録すれば単発のアルバイトがありますので幾分の収入にはなりますね。おおよそ月3万円ぐらいはなりそうです。

いずれにしてもこれから、人生100年に備えてますます準備する必要がありそうですね。

養生訓においても、貧しくても、地位に恵まれなくても、楽しんで過ごせるなら幸福な人生であると述べられています。

そして、四季折々の楽しみや一日一日の変化を感じて、退屈することなく、楽しむと長寿になり楽しい人生を送れると断言されています。

益軒先生は、健康長寿の生き方として、家で静かに暮らし、本を読み、詩歌を吟じて香を焚き、名筆の写本を見て楽しみ、山水を眺め、月花を賞し、草木を愛し、四季を楽しみ、酒を少し嗜み、庭の畑で採れた野菜を煮て食べることなど貧しくてもこうした楽しみはいつでも出来、この楽しみを知る人は、金持ちでもこれを知らない人よりも幸せだと言っています。

私も今一度、養生訓を見習い生活パターンの見直しを図り、無駄や無理を無くす工夫をしたいと思っています。

予防が一番

養生訓では、中国の四書五経の中の易経「患いを思い、予ってこれを防ぐ」とこれから、起こるであろう患いを想像し予防怠るなかれとし、論語にも、「人遠き慮りなければ、必ず近きうれいあり」と将来のことに対して今を大事せよとの格言が紹介されています。

人生100年を生き抜くためには、健康面や経済面について事前の予防を考え、その対策を計画し粛々と実行しなければならないのかも知れませんね。

また、益軒先生は何事も成果を求めすぎてしまうと焦ってしまい、悪い結果になる場合が多いとし、病気における薬の乱用を諫めています。

このことは、投資や財テクの場合にも当てはまるのではないでしょうか。

まずは、現状を把握して出来ることから対策を行っていくほうが結果的には良い方向へ行く場合が多いかも知れませんね。

養生訓の中で益軒先生は何をするにつけ、自分の力量を考慮して事に当たらなければならない。力量が及ばないのに無理をしてもかえって健康を損なうとしています。出来ないことをしてはいけませんと述べられています。

このことは一見消極的な生き方に見えますが、人生の後半までに自己の能力もだいたい熟知しており、若いころのように無理も利かないので病気や怪我などをして周囲に迷惑をかけるよりも自分の出来る範囲での仕事をした方が賢明だと私は理解しました。

そして、まずは、今自分に何が出来るかを冷静に判断し、然るべき仕事の選択をすることからはじめなければならないでしようね。

その仕事を選択出来たら、次に今のスキルで今後通用するのかを問い、もし将来的にスキルアップをすべきと感じたら積極的にそのために必要な投資を行うべきですね。

スキルアップの方法としては、リカレント学習や地域の学習会がありますね。

仕事としての収入については大きくはないと思いますが、自分の趣味などをセミナーでお話したりすることにより自己のスキルアップと人間関係の広がりから思わぬ仕事が出てくるかも知れません。

私の経験ですが、趣味の友人が将来的に仕事に繋がったり、紹介を頂くようなことも再三ありました。

そのご縁のためにも、日頃からスキルアップを行い精進する必要があるかもしれませんね。

 

 

まとめ

老後の生活は赤字にならない工夫が必要。

収入と支出のバランスを考える。

少なくてもよいから仕事を続ける努力をする。

今後の時代の変化に対応できるためのスキルアップをする。

趣味の友人関係を作る。それが将来の財産ともなる