梅雨時の食中毒対策って?

 

こんにちは、したろうです。

だんだんと梅雨らしい天気になってきましたね。

梅雨の時期は食中毒の季節でもありますよね。

高齢者は胃腸が弱っている方が多いので食中毒にもなりやすいそうですよ。

梅雨時は湿度が高くなり腐敗しやすくなることが食中毒が多くなる原因だそうです。

高齢者は特に生ものに気をつけないといけないと養生訓にも記されていますね。

そして、すべての食物みな新鮮な生気があるものを食べなさいと述べられています。

ところで、最近まで私も知らなかったのですが、冷蔵庫の中でもカビが生えたり、細菌の増殖があるそうですよ。

ですから、今は買ってきた食品にマジックで購入日を記載しています。

そして、1週間に1回は冷蔵庫の中の棚卸をし賞味期限が切れたものは捨てるようにしています。

若いころと違い、最近では胃腸も弱っていても不思議ではないのできっぱり廃棄します。

ただ、この冷蔵庫の中の棚卸は意外な効果があり、残ったものの組み合わせで新たなレシピが生まれる場合もありますよ。

中華風残菜チャーハン

材料

残り物のカット野菜(スーパーの焼肉用カット野菜の残り)

鶏ガラスープの素

溶き卵  一個

以前冷凍していた ご飯 一膳

サラダ油

こしょう

これにお好みでインスタントの中華スープを作ると気分は「高級飯店」です。

いずれにしても、生ものには気をつけ、できれば必ず火を通し、出来るだけ新鮮な物を食べるようにしたいですね。

自分で管理工夫して楽しい食生活を送り、うっとうしい梅雨の季節をお互いに乗り切りましょう。 また、養生訓では、「五味偏勝とは一味を多く食過すを云う、、、、とも言われています。

五味とは、甘、辛、塩辛、苦、酸の味で一つの味にかたよらず、少しづつ食べていれば病気にならないという意味だそうです。

そして、珍美の食に対すとも、八九分にてやむべし。十分に飽き満るは後の禍あり。ともあります。

意味としては、美味しいものであっても、腹八分ぐらいにしていないと後で病気の元になるということだそうですよ。

私も体験上、体重が減っていた時期の方が血液検査の数値も安定していましたね。

調味料の効能

貝原益軒は、意外ですが調味料も養生法の一つと言っています。

具体的には、塩、酒、醤油、蓼、生姜、わさび、胡椒、からし、山椒などでそれぞれの食品に合わせて使えば味を調えるだけでなく、食物の中の毒素を無くすことが出来るとしています。

確かに、現代医学でも生姜は、ジンゲロール、ショウガオールなどの殺菌力や抗菌力作用がある成分が含まれ、食中毒の予防になるといわれていますね。

そして、山椒には消化を促進し、胃腸の働きを助け、消炎鎮痛作用もあるそうですよ。

山椒といえば、やっぱり四川の麻婆豆腐ですかね。

この麻婆豆腐は四川省が発祥の地だそうですよ。

所説あるそうですが、麻婆豆腐が出来たのは清王朝末期のこと。

四川省の都・成都に住んでいた女性が作ったのが最初だそうです。

17歳で結婚したその女性は若くして夫を亡くします。

住んでいたところの両隣が豆腐屋さんと羊肉屋さんだったそうです。

生活するため両隣の豆腐屋と羊肉屋から食材を調達し、豆腐と羊肉を使った新しい料理を考案したそうです。その料理こそが「麻婆豆腐」だそうです。

その女性は顔にあばたがあり生涯独身だったので「あばた」という意味をもつ「麻」の字と、「妻」や「身持ちの固い女性」という意味をもつ「婆」の字を合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうですよ。

因みに、中国で老婆は「妻」を意味し、若くても「老婆」です。

そして、驚きは「愛人」も妻や夫のことだそうです。

まとめ

梅雨時は、食中毒になりやすいので高齢者は特に注意を要する。

冷蔵庫の中でもカビや細菌の増殖はある。

食品の賞味期限を確認し、過ぎたものは出来るだけ食べないようにする。

偏食を避け出来るだけ色々な種類の食品を食べるようにする。

調味料を有効に利用する。消化を助けたり、消毒の効果もある。

自分で料理を作ることが食べる楽しみにもつながる。