「芋っぽい」って、言われたことないですか?

こんにちは、したろうです。
身近にある旬の食材は「食べる薬」と言われています。

一般に、ジャガイモも秋の旬の野菜と言われていますね。
実は、ジャガイモの収穫の時期は、一年に、二回あるそうです。
最初は、春の五月から六月頃で新じゃが」と呼ばれています。
そして、秋から冬の九月から十一月頃が、二回目の収穫時期となつていますね。

ところで、都会の人が、田舎から出てきた新参の人をっぽい」と表現しますよね。
あれ、の芋」でしょうかね。
全体を指すのか、それとも特定のなのか?
言われたら、気になりますよね。
実は私、若い頃、「芋っぽい」と言われたことがあるんです。
もちろん、地方出身者でもありますが。
しかし、それとは別に、ほかの要因があるのではないかと、ついつい考え込んでしまいました。

一般的に、芋っぽいとは、どことなく垢抜けなく、ダサいというイメージですよね。
この芋っぽいの言葉の語源は、江戸時代に田舎者を指して、「芋助」という言葉が使われていたことに由来してるようです。
同様の使い方として、田舎の武士のことを「芋侍」とも言っていたようです。
昔から「芋」という言葉は、田舎臭いイメージとして使われていたんですかね。
そうなると、芋っぽいは、薩摩が原産のサツマイモとも考えられますが、日本全体の田舎の武士に使われ方からすると、一年を通して価格も安く見た目もゴッゴッしているジャガイモではないかと想像できます。

そこで、今日は、そんな芋っぽいジャガイモについて、お話したいと思います。

最初に、このジャガイモ、いつ頃から、日本で食べられるようになったか、ご存知ですか?
日本に輸入されたのは、千六百年頃と云われています。戦国時代の終りの頃ですね。
外来系野菜としては、意外と新しいですよね。

名前の語源も、インドネシアのジャカルタから来たいもで「ジャガタライモ」がなまって「ジャガイモ」になったといわれています。ダサいですか?
日本では、別名「馬鈴薯」(ばれいしょ)という呼ばれていますね。

中国語でも同じですね、馬鈴薯と書いて(マーリンシュー)と発音します。由来は、馬につける鈴に似ていたことからとのことですが、現在、一般には、土豆(トゥードウ)が使われています。
中国の家庭では、酸辣土豆絲(サンラートゥードウ)は定番です。
日本語では、「ジャガイモの細切り炒め」って感じですね。
この料理、になるように美味しいです。
でも、簡単な料理のはずですが、自分で作ってもなかなかオイシクできないんです。
なにか、中国人特有の秘伝があるのでしょうか?

ジャガイモは、南米のアンデス山脈が栽培されていたものを十五世紀の終わりにスペイン人が持ちかえったのが始まりだそうですよ。
ヨーロッパでは長い間、観賞用だったのだそうですが、キキン」があってから、食べられるようになったそうです。
ちなみに、フランス語で「ジャガイモ」pomme de terre(ポム ドゥ テール)です。単にpommeポム)ともいわれているそうです。
このpomme(ポム)は、フランス語では「リンゴ」と同じ意味だそうです。
ジャガイモは、フランス語で「大地のリンゴ」と呼ばれているそうです。
なにせ、リンゴのなんと五倍のビタミンCが含まれているそうなんですよ。意外ですよね。

りゅう先生によれば、ジャガイモビタミンCは、ジャガイモに多く含まれているデンプンがビタミンCを保護するので、加熱しても壊れにくいのが特徴だそうですよ。
ビタミンCには強い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果や美肌効果のほかに、ストレスに効能があり、体内の粘膜を強化したり、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに有効と教えて戴きました。

そして、ジャガイモに、豊富に含まれているカリウムは、体内のナトリウムを排出し、塩分バランスを調整するので、高血圧の予防のもなるそうです。
カロリーもお米に比べても半分以下だそうですよ。

体が冷えてきたら、レンジで簡単に作れるジャガバターほっこり体が温まるジャガイモポトフなって、いかがですか?

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