養生訓ってどんな内容?

 

こんにちは、したろうです。

アメリカの大統領のトランプさんは、大きなハンバーガーが大好物だそうですよ。

私もハンバーガーは大好きですが、最近はマックの普通のサイズで十分満足です。

健康寿命を延ばすには食生活も重要ですよね。

前回、紹介した「養生訓」にも詳しく解説されています。

そこで、貝原益軒先生の「養生訓」について、これからしばらく研鑽したいと思います。

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私がこの「養生訓」を学んだ理由

 人生80年から人生100年時代に向かって生きていくにはこれまでの価値観ではなく、新たな価値観が必要ではないかと云われています。

しかし、今更人生観や価値観を変えるのも大変で難しいですよね。

しかし、先人の知恵を借りれば、そして、その方法を真似て生活すれば、やがて習慣になりいつの間にか変化できていたということもありますよね。

前回、ご紹介した貝原益軒先生の養生訓も私のとってかけがえのない大きな先人の知恵でした。

「養生訓」との出合いは日野原重明先生の書籍の中で紹介されていたことでした。

これまで、私は「養生訓」について「食は腹八分に控えめに」「接して漏らさず」など節制、禁欲の書とのイメージがあり、あまり関心がありませんでしたが読み返してみて改めて100歳まで楽しく生き抜くためノウハウがあることを確信し研鑽を深め実行してきました。

貝原益軒

貝原益軒篤信先生は、江戸初期1630年生まれです。

江戸元禄時代を生き、数え歳85歳で亡くなっています。

当時としては驚異的な長寿ですね。そして、この「養生訓」を書き終えたのがなんと、83歳の時だそうです。生涯現役の元祖みたいですよね。

益軒先生は、五男として生まれ 幼少の頃から体が弱く、母親とも6歳の時に死別されています。父親も士族ですが身分は低く、一時浪人もされていて決して裕福な環境ではなかったそうです。

このような環境がいち早く健康志向に目を向けられた理由かも知れませんね。

養生訓の構成としては

巻第一 総論上、巻第二 総論下、巻第三 飲食上 巻第四 飲食下 飲食・飲茶、煙草附、色慾

巻第五 五官 二便 洗浴 

巻第六 慎病 択医 

巻第七 用薬

巻第八 養老 育幼 鍼・灸法

となっており、日常生活、つまり朝起きて、夜眠るまでの細々とした健康に長生き出来るための生活の知恵が散りばめられています。

後書には、「この書に書いたことは、古人の言を分かりやすくし、古人の趣意をくみ、それを広く応用したものです。また、先輩に聞いたことも多い。さらに、自分で試してみて効果のあったことは、憶測であっても書きました。そして、若いころからいろいろな養生の術を書いてある古人の書を読み、それらを門人に分類させた。養生に志のある人は読まれるとよい。」と書かれています。

つまり、古代中国の文献や歴史書から紐解いた言葉を分かりやすく解説し、それに自分の体験も書き添えましたと書いてあります。

私も僭越ながら、この書に書かれていることを自分なりに解釈し自分で実践していることを書いて行こうと思います。

この先人の知恵は古代中国から脈々と引き継がれてきたもので当然、現代にマッチしていないこともあるかもしれませんが、またそこを探求するのも意義があることかも知れません。

まとめ

人生100年を生き抜くには新たな価値観が必要

先人の知恵を活用することも大事

この知恵を生活に生かし、健康寿命を延ばす

 

 

 

 

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