健康長寿の法則 養生訓の総論とは?

こんにちは、したろうです。

もうすぐ6月ですね。年齢を重ねるにつれて、一年が経つのが早く短いような気がしますが

私だけでしょうか?

一年の前半戦を目的をもって有意義に過ごしたいと思っています。

さて、貝原益軒の養生訓について「総論上」から始めていきたいと思います。

西洋医学と東洋医学の違いは何かと問われれば、様々な意見があると思いますがその一つに西洋医学は病気になれば、それ原因を的確に把握してその部位を治すことを目的としていると思われます。

そして、東洋医学は、当然に病気を治すことを目的としていますがその原因から究明し、所謂体全体から改善していき、それ以降に同じような病気にかからない様にすることも目的の一つだと思います。

加えて、未病を改善することもあるようです。

中国のことわざに「聖人は未病を治す」というのがあります。

症状が軽いうちに異常を見つけて、早い段階で原因を取り除くとの考え方ですかね。

貝原益軒の養生訓には、この考え方が基本にあり、このことがクドイと思われるぐらいに述べられています。

見出し

人間本来の幸福とは?

まず、「総論上」では最初に人間の本来の幸福について述べられています。

まさに、総論ですね。

健康で長生きして親孝行することが人生の目的、幸福としています。

そして、そのためには養生の術を学ばなければならないと言っています。

およそ、人の価値観は十人十色であり、この貝原益軒の考え方とは違う考えの方も大勢おられることだと思います。

太く短く世に名を馳せる生き方も大変立派な生き方ですし傾聴に値するものと思います。

ただ、ここではこの貝原益軒のこの生き方を是として話を進めたいと思います。

また、貝原益軒は、だだ健康で長生きするだけでなく、大いに楽しまなければならないとも述べています。

どんなに名声を得ても財産家になっても短い人生ではしかたがない。とも述べています。

そして、どんなことでも、努力すれば必ず効果があるり、例えば春に巻いた種がきちんと手を加えれば夏にはおいしく収穫されたり、きれいに花が咲いたりするようなもとであるとも述べています。

そして、これは、自然の理だから疑ってはならないとも言っています。

この言葉を聞いて、昔、どこかで聞いた次の言葉を思い出しました。

努力して後悔した人を見たことがない。

練習して下手になる人もいない。

勉強して馬鹿になる人もいない。

何かをして変わった人はいても何もしないで変わった人はいない。

病気の原因の排除

健康法の第一は病気になる原因を排除することだとしています。

まず、病気になる原因を大きく分けて二つに分類しています。

一つは体の内側にある原因、二つ目は外から入る原因です。

体の内側にある原因

益軒は内側にあるのも即ち、欲だとしています。

飲食の欲、好色の欲、睡眠の欲、悪口を言いたい欲。そして、喜・怒・憂・思・悲・恐・驚

の七つの欲をが原因。

外から入る原因

風・寒・暑・湿の四つ。

まず、健康法の根本は自分の欲望を我慢することだとし、欲望の赴くままに生きていると体調も悪くなり環境の変化にも耐えられないと述べています。

飲食は適度にして食べ過ぎない。夜の生活もほどほどに。規則正しい睡眠。同じ姿勢を続けないなど。そして、心が平安であること。

う~む、なるほど耳が痛い言葉ばかりですね。

纏めれば、規則正しいで生活をしてストレスを溜めないことと云うことでしょうか?

まとめ

病気になる前に出来る対策を考え実行する

病気の原因は二つあり、一つは欲、そして自然環境の変化

欲は必要だが、度が過ぎた欲は病気の原因となる。

よい習慣は病気を原因を少なくする。

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