老後の不安

一般に、人々が老後に生きるのに、いだく不安は、大きく言えば3つあるそうです。

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①一つ目は経済的な変動に対する不安。

まず、年金への漠然とした不安。これは誰しも感じるものがあるでしよう。国の借金は莫大だといいます。

社会保障費はこれからも大きく増大し今後、更なる消費税の増税もあるかも知れませんね。

また、身近な例では、これから食料品などの値上げのシーズンだそうです。私の大好きなインスタントラーメンなどもリストに入っているそうで、年金暮らしの私にとってもとても痛い話であります。それに、ペットボトルなどの飲料水も値上げの対象らしいです。ペットボトルなど金額は小さいけれど、数が増えればボディブローのように後から効いてきそうですね。

不慮の事故や病気による予想外の支出なども考えられる。

がんになった時の治療費(平均入院治療費と治療費自己負担額)は、全日本病院協会の「疾病別の主な指標(2013)によると、入院治療で胃がん「18.8日」で約29万円、直腸がん「18.7日」で約33万円だそうです。それに、今後通院など継続的な治療費もかかるし、そして、何より治療のために働けなくなったりと、何かと余分な支出もかかるでしょう。

このデータは、高額療養費制度を利用した後の金額だそうだから、このような制度の仕組みもある程度理解していることも必要かもしれませんね。

二つ目に世界情勢の変化や大きな社会の変動。

アメリカの経済指標一つで日本の株価が乱高下する時代です。ヨーロッパの小さな国の経済が破たんするなどのニュースがある度に大きな話題になったりしますね。

今、外国人労働者の受け入れの問題がクローズアップされているが、世界的にみても根本的な解決策はなかなか、なさそうですね。

インターネットなどの普及でこれまで以上にグローバル時代になっています。国際情勢の変動は即、自分たちの生活に跳ね返ってくることも覚悟しなければならないでしょうか?。

特に、今後TPPなどの条約により、値下げがあるもの、値上げがあるものが国内の意思とは全く関係がないところで決まるかもしれませんね。

③三つ目は健康問題。

人はいつ何時病気になるかわからないですよね。

自分自身だけでなく、家族、特に高齢者も持つ家族は特に不安があるでしょう。

先ほど、経済的な不安でも書きましたが、この三つの不安はすべて連動しますよね。

社会変動などで賃金が下がれば、これまでの生活水準を維持するため無理な残業などの過労で病気になる可能性が高くなります。

家族が介護状態になれば、思う存分働くことが出来なくなり経済的に困窮する場合も多いでしょう。

時として、それは食事を粗末にすることに繋がり新たな病気の原因ともなるし、医療費を節約するため重度の病気になるまで病院に行かずその結果、これまで以上に負担を増やすこととなることも考えられます。

まさに、負の連鎖、負のトライアングルかもしれません。

これから先、この不安を取り除くために

一つには、健康維持のためにこれまでの生活習慣を一個一個見直し、病気にならないための工夫をすべきではないでしょうか。

やはり、健康が基本であると思います。

健康なくして、楽しい暮らしはありえないはずです。

しかし、健康を保つには経済的にも充足し、生きがいのある生活が必要でもあるでしょう。

この3つの不安は、3つの健康、経済、生きがいを改善することによって多少でも払拭できるかもしれません。

これからこのブログで、健康、経済面、生きがいに分けてより良い改善策を策って行きたいと思っています。

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